【アニメ】劇場版 超時空要塞マクロス 愛・あぼえていますか【爆音映画祭】
こんばんは。
今日は祝日でお休みでしたので、映画を見に行ってきました。
見たのは、タイトルにもあるように「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」です。
一般的な上映ではなく、爆音での上映でした。
そもそも「愛・おぼえていますか」って?
マクロスといえば、最近のマクロスΔや(もう10年経っていますが)マクロスFが有名ですね。
この作品は、マクロスシリーズの最初の作品「超時空要塞マクロス」の劇場版です。
主な登場人物は、主人公の一条輝、ヒロインのリン・ミンメイと早瀬未沙です。
マクロスシリーズで特に名前を聴くのは「リン・ミンメイ」だと思います。
伝説の歌手としてシリーズで名前が上がる人物です。
その伝説の時代のお話です。
TVシリーズが放映されたのが1982年、劇場版が上映されたのは1984年です。
33年前の映画になりますね。
ストーリーは大筋はTVシリーズと同じですが、違う点もかなり見られます。
爆音上映祭って?
詳しいことは公式のサイトを見たほうが良いです。
ざっくり言えば、普通の映画とは違って、大きな音で映画を楽しむ、ということです。
実際、かなり音は大きかったです。
しかし、人間は適応する生き物でして、後半になると大きいと感じることは少なかったです。
とは言っても、迫力はすごかったです。
最初は2回ほど音が鳴る度にビクッとしていました。
そのくらいには音が大きいです。
行く人は注意してください。
慣れると非常に楽しいです。
戦闘シーンがあるような映画や音楽が印象的な映画はとても楽しく見ることができると思います。
私が行ったのは大阪のMOVIX堺でしたが、関西だと期間限定でこの1週間くらいの間(たしか9/26まで)しか上映されません。
興味のある方で、関西の方は急ぐ必要があるかもしれません。
公式のHPで詳しく説明があり、次の爆音上映祭の情報も公開されていますので、そちらを参考にしてください。
作品もマクロスだけではないです。というかマクロスはかなり異色の部類です。
有名所で言えば、「シン・ゴジラ」も上映作品の中にあります。
こっちもこっちで見てみたいですね。
見た感想
本題です。
本当に面白かった。
2時間があっという間でした。
最初のドッグファイトのシーンで涙が出てきてしまいました。
なんででしょうね。
ミンメイを見て、声を聴いて、戦闘シーンに入ったら泣いてたんです。
大音量で聴くドッグ・ファイターはやっぱり良いですね。
9月の超時空管弦楽とは違った印象でした。
何回もDVDで見た映画なんですが、飽きないですね。
一つ一つのセリフや挙動が新鮮でした。
映画館で見たということもあってか、いろいろなところに目が行きました。
例えば有名所で言えば、ミンメイにサインをしてもらおうとするも失敗する河森監督とか、ミサイルの中に紛れるタコハイとかですね。
内容を知っているので、客観的にお話を見ることができたのは結構新鮮な体験でした。
物語の流れや、設定などを思い出しつつ見ていくことで、今までとは違った映画の味方ができました。
マクロスの3大要素と言われる「歌」「(可変戦闘機による)戦闘」「三角関係」がよく見られる作品でしたね。
すべてのシリーズを通して、この3つのバランスが上手く取れているのはやっぱり初代、特に「愛・おぼえていますか」だと思います。
特筆すべきは、「三角関係」です。
もう初代はドロドロしてますからね。
劇場版での輝くんとミンメイ、早瀬さんの心の動きはすごいです。
あっちいって、こっちいって、またあっちに行くかと思ったら行かない。
でもちゃんと最後には一人を選ぶんです。
輝くん本当にカッコいい。
輝くんは感情移入しにくいようで、気がついたら感情移入してしまっているキャラクターです。
序盤は「なんだこいつ」みたいな感じなんですが、終盤になれば「輝くん、そうくるの? マジか!」みたいになってます。
いい意味で普通の主人公なんですよね。
「歌」は言うまでもなくミンメイ――飯島真理さんの素晴らしい歌ってだけで満足です。
それも大音量で聴くことができたのですから、言うことはありません。
「戦闘」も今までとは違った見方をしていました。
主に動きをめちゃくちゃ見てました。
など。
板野サーカスは素晴らしい。
映像に関しては、グロテスクシーンの一部はモザイクというかぼかしが入っていました。
まあ時代が違いますし仕方ないですね(別に見たいわけではありません)。
でも、ミンメイのサービスシーンは無修正というガバガバさ。
ありがとうございます。
かなり話が飛んだので、戻します。
最初で泣いた、って書きました。
しかし私はもう一回泣いています。
それはクライマックスのシーンです。
ミンメイが歌を歌うことを決意し、「愛・おぼえていますか」の前奏がなった瞬間、感動しました。
そこからの戦闘シーンは涙ながらに見ていました。
すでに泣いているのに、ブリタイのセリフでさらに涙が出てくる。
ラストの流れは最高ですね。
ボドルザーを葬り、全てが終わったときに響くミンメイの「1、2、3、4……」。
ここからのEDへの入りが神がかっているとしか言えない。
私はこの演出から「天使の絵の具」が好きになりました。
とても楽しい2時間を過ごせました。
本当に満足。
まとめ
去年から今日までの1年で一番感動した映画でした。
たぶんしばらくはこの感動を超える作品は現れないような気がします。
劇場では私が一番年下なんじゃないかってくらい年齢層が高かったです。
まあ当たり前っちゃ当たり前ですね。
来年にはマクロスΔの映画が公開になります。
こちらも楽しみです。
Fのように映画でかなり評価が上がったらいいな、と思っています。
特に戦闘シーンとストーリーの練り直しがされていると嬉しいです。
ちゃんとミラージュの魅力をだして、三角関係を成立させてほしい。
本当に楽しい時間を過ごせました。
今後もマクロスには期待しています。
それでは。