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【漫画】響 ~小説家になる方法~

こんばんは。

 

唐突ですが、「響 ~小説家になる方法~」っていう漫画が面白いです。

 

 

 

今回はこの「響」についての感想を書いていきます。

 

あらすじ

出版不況に苦しむ文芸業界。現状の厳しさを嘆く文学誌「木蓮」編集部に、応募要項を一切無視した新人賞応募作が届く。
破棄されるはずだったその作品に一人の編集者が目をとめたことから、世界は変わり始める。

Wikipediaより)

 

これだけだと読む気があまり起きないですね。

 

読むきっかけ

マンガ大賞の2017年の大賞作品ということで、存在は知っていました。

ですが、読むということはなく頭の片隅にあっただけで、アニメイトや本屋で見かけても買うことはありませんでした。

 

www.mangataisho.com

 

基本的に新しく書い始める漫画はKindleにしているので、その当時読んでいた「ドラゴン桜」が読み終わるまで次の漫画は購入するつもりはありませんでした。

そして、先日「ドラゴン桜」を読み終わって、「次は何読もうか」と思ったときにこの漫画を思い出してとりあえず1巻を購入しました。

 

簡単にいえば「なんとなく覚えていたから」読み始めたんです。

それがいい方向に転びました。

 

感想

キャラクターが個性的です。

面白いと思う大抵の作品でこれは感じていることなのですが、この作品の主人公である「鮎喰響」は個性的を通り越して「ぶっとんだ」キャラクターです。

他のキャラクターもいいキャラしているんですが、響がぶっ飛びすぎていて普通に見えてきます。

しかし、この個性の強さのギャップがストーリーの面白さを出す要素となっています。

 

ストーリーは小説家の世界と普通の高校生活のミックスのような感じです。

特に最初の1、2巻は高校生活がメインです。

このあたりでは響の才能の片鱗が見え始めています。

3巻からはシンデレラストーリーというかサクセスストーリーになっています。

ただ、響の性格も相まってトラブルだらけです。

このトラブルの解決の仕方が爽快なのが面白いってわけではないんですよね。

 

多分全ては響のキャラクター性で持っていると思います。

普通にやっていれば頭の上に「?」がでるか、面白くないと思っていたと思います。

ただ、響のやることは大抵行き過ぎているので、そこが面白いんです。

 

あとは私が王道な展開とかベタな構成の話が好きというのもあると思います。

 

あと、この漫画読んでたら小説が書きたくなります(個人差があります)。

 

まとめ

この漫画は「これ面白いよ! 読んで見て!」と勧めることのできる漫画とは思っていないです。

少なくとも私の周りの友人知人には勧めないです。

この漫画は恐らくですが、「小説」に興味を持ったことがあるとか、書いたことがある人が楽しめる気がしています。

 

もしも、そのような人でまだ読んでいないなら、おすすめします。

試しに本屋で立ち読みでもいいですし、思い切って購入してみてもいいでしょう。

面白いですよ。

 

それでは。